国内新規制どうなる!バイナリーオプションまとめ

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国内バイナリーオプションが一気に流行ったのが、2013年10月GMOクリック証券が先駆けだった記憶(曖昧)にあります。元々バイナリーオプションは、エントリー時点の金額よりも高くなるか低くなるかを予想する取引でしたが、超短時間取引が流行したことによってギャンブル性が高くなるとして規制が設けられました。国内では2014年11月末日をもって短期取引が全て終了する流れになりました。

FXのヒット商品となったバイナリーオプションが、いま変わろうとしています。バイナリーオプションは、一定時間後に「為替が今より円高になっているか、円安になっているか」を予想するシンプルな取引。予想が当たれば、投資資金が2倍弱になって返ってきます。非常にわかりやすい商品だけに、リスクを深く考えずに資金を投入する人も多く、投資というより丁半バクチを連想するという声もありました。

バイナリーオプションってなに? 新規制でこう変わる
2013年6月公開分のバイナリーオプション取引実績
勝率50%でも利益が出る口座は2~3割
 通常のFXでは、為替がどれくらい動いたかによって、損益の額も違ってきます。予想に反して大きな値動きがあったときは、当然ですが損失も大きくなります。バイナリーオプションでは、為替が大きく動いても、小さく動いても、基本的に損益の額は変わりません。一見、大損はしないような取引に思えますが、予想が外れると投資資金が全額没収されるという点は、やはりギャンブル的な要素を強く感じさせます。

 確率的には50%で的中し、当たるとお金が2倍弱になる。この2倍弱という倍率がポイントで、たとえば1.8倍のペイアウトを設定している業者を利用した場合、50%の的中率では投資を重ねるごとに損失が膨らんでいきます。当たる確率が半々なら、ペイアウトは2.0倍でチャラということになりますが、僅かな倍率の差から生まれる損失が積み重なり、FX業者にとって大きな利益となるわけです。

 もちろん、為替はさまざまな要素によって変動するので、超短期の取引でも、ある程度値動きの方向を読むことはできるかもしれません。実際に、的中率が50%を超す例も多いといいます。しかし、各社が公表している6月のバイナリーオプションの取引実績を見ると、払い戻し率はいずれも100%を切り、損失が発生した口座の数は、約7割から8割にのぼります。裏を返せば、利益が出ている口座、つまり儲かっている人は、全体の2割から3割にすぎないということです。

ギャンブル性を低減する自主規制
 こういった面から「バイナリーオプションはギャンブル性が高い」という指摘があり、金融先物取引業協会は自主規制をおこなうことを公表しました。

 自主規制のひとつに、数分後といった超短期の騰落を予想させるのをやめ、バイナリーオプションの購入開始から損益が確定する判定時刻までの時間を、2時間以上にすることが挙げられています。この2時間の間に、ある程度の負担でポジションを解消することが可能になれば、投資金額を全額没収されるような事態は減るでしょう。また、ホームページなどを通じて、バイナリーオプションの取引に必要な知識を学習できるコンテンツも提供される予定です。

 新規制は8月1日から適用開始となりますが、既存業者については11月30日まで「経過措置期間」が設けられており、期間中に対応していくことになりそうです。

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